社長訪問記 東京都にお住まいの島輝子様

今回お邪魔させていただいたのは、東京都にお住いの島輝子さん(82歳)です。お住いの団地はとても大きく、およそ2万人もの人たちが住んでいらっしゃるとのこと。外を歩いていると子供たちの笑い声が聞こえてくる、とてものどかな良いところでした。

島さんは、40歳の頃に旦那さんを亡くされて、現在は娘さんと2人暮らし。旦那さんへの愛情が深かった分、当時のショックは相当に大きかったようです。また、娘さんがまだ小学生だったこともあり、「これから先、娘と2人で生きていけるだろうか」という将来への不安も大きかったと言います。
しかし、そんな不安を消したのは娘さんからの「お母さん、私がいてもダメ?」という一言。これには、落ち込んでいた島さんも「いつまでもメソメソしていたらダメだ!」と感じ、まるで目が覚める思いだったとおっしゃっていました。

そうなれば必要なのは働き口。早速、市営の劇場の裏方作業の採用に応募したところ、力仕事が主なので、女性はあまり採用しないと言われてしまいます。ですが、どうしてもと食い下がる島さんの熱意が通じ、見事に採用。
実際に働き始めると、やはり仕事は大変だったようで、大きな怪我も一度や二度ではなかったと言います。それでも、娘のためと思えば苦にはならなかったとおっしゃっていました。結局、劇場で20年間働き、女手一つで娘さんを育て上げたということで、そのご苦労を思うと頭が下がります。

島さん、素晴らしいお話を聞かせていただきありがとうございました。また、20年もの長い間お疲れ様でした。これからはお身体を大事に、娘さんとも仲良くお過ごしください。

左:島輝子様
右:元気堂代表 植松芳治