社長訪問記 東京都にお住いの小林タニさん

第38回社長訪問記今回お邪魔したのは、東京都にお住いの小林タニさんです。突然ですが、みなさんはタニさんの写真を見て、おいくつだと思いますか?私は、年齢を聞いて本当に驚きました。なんと、大正12年生まれの90歳だそうです。お若いですよね。私は、70代だと思いましたよ。

タニさんとご主人の出会いは、国の記念行事だったそうです。しかし、その後戦争が始まってしまい、会うことができず1年間は手紙のやり取りだけ。その時の手紙は、青春の思い出として、すべて大切に保管しているそうです。

終戦後、タニさんはご主人の家に嫁ぎました。しかし、嫁ぎ先はとても大きなお屋敷。今までの生活と全く違うので、大変苦労したそうです。踊り禁止。歌を歌うことも禁止。自分の趣味は、ほとんど禁止だったそうです。また、白米を炊いてご飯の支度をしても、食べられるのはご主人のみ。タニさんは、サツマイモ3本だけだったそうです。しかし、そういったつらい経験があったから、タニさんの心は広くて優しい人になったんでしょうね。

そんなタニさんは、とても大切にしていることがあるそうです。「今をとても大切にしています。自分に明日があるなんて、誰もわからないじゃないですか。だから、いつ何があっても後悔しないように何事にも今を大切にしています」この言葉には、とても深い意味があり、私の心にグサッと刺さりましたね。

タニさん、いつまでも元気でお過ごしください。私もタニさんと出会ってから今を大切に生きています。本当にありがとうございました。

左:元気堂代表 植松芳治
右:小林タニ様